令和三年度 銭湯山車巡行

令和3年7月18日より8月31日まで

今はなき銭湯を弔い、今を生きる銭湯を寿ぐ、銭湯のための祭りを。

東京の地域大衆文化の結晶たる「銭湯」は、減少の一途を辿っている。
銭湯で使われていた物品を再構成した「山車」で東京の街を「巡行」し、
カランから出る湯水で東京中の溜まった塵を洗い流す
壮大な銭湯スペクタクルを展開する!

本企画は「東京ビエンナーレ2020/2021 」ソーシャルダイブ 参加プロジェクトです。

かつて東京の23区には二千四百軒以上の銭湯が点在していました。

しかし近年では、都内の銭湯の数は五百軒を切り、東京の都市風景からその姿が消えつつあります。

山車について

銭湯が次々と廃業するなか、私たちは実測や見学会を行い、多くの物品を引き取ってきました。それらを継承し、また現役の銭湯の支援にもつなげたいという思いから、
祭りの姿を借り、山車として町に引き出そうと考えました。

再現 実物活用

【再現】
煙突
湯気抜き窓
千鳥破風
唐破風
懸魚
のれん
番台

煙突

湯気抜き窓

千鳥破風

唐破風

懸魚

のれん

番台

大黒柱
菊水湯

シャワーおとめ湯

ロッカー菊水湯

下駄箱月の湯

カラン月の湯
松の湯

傘入れ月の湯

その他各種小物・看板

【実物活用】
大黒柱(菊水湯)
シャワー(おとめ湯)
ロッカー(菊水湯)
下駄箱(月の湯)
カラン(月の湯、松の湯)
傘入れ(月の湯)
その他各種小物・看板

巡行について

銭湯の要素を凝縮した山車は、銭湯の跡地を巡りながら、
銭湯の記憶を掘り起して回ります。

巡行日及び展示日は確定し次第、こちらのページでお知らせします。

巡行、展示、イベントを通して、銭湯の魅力を多角的に発見してもらうこと、そして実際に銭湯に足を運んでもらうことを目指しています。

BKY+銭湯山車巡行部について

文京区を拠点に建築・都市を専門とするメンバーが中心となって、地域の見過ごされがちな資源を建築的視点から再発見し、その魅力を発信し続けている「文京建築会ユース(BKY)」。特に銭湯に関する活動は当団体の主軸のひとつとなっており、次々と廃業してゆく銭湯を実測や見学会によって記録に残すと同時に、営業中の銭湯を支援するために多様な取り組みを行ってきました。今回、文京建築会ユースの有志を中心に、彫刻家・村田勇気ほか銭湯を愛するメンバーを加え「銭湯山車巡行部」を結成しました。

栗生 はるか くりゅう はるか
建築家

早稲田大学で建築を学び、在学中にヴェネツィア建築大学へ留学。㈱NHKアート、文化事業開発ディレクターを経て、横浜国立大学建築都市スクール“Y-GSA”のアシスタントや早稲田大学非常勤講師など。現在は法政大学デザイン工学部建築学科教務助手。Mosaic Design inc.メンバー。法政大学江戸東京研究センター兼担研究員他、東京文化資源会議、東京ビエンナーレ2020の地域ディレクターなども兼務。地域の魅力を様々な角度から発信する有志団体、文京建築会ユースの代表を務める。「ご近所のぜいたく空間”銭湯♨︎”」と題した展覧会やドキュメンタリー映画撮影などを展開し、団体として2014年文の京 都市景観賞「景観づくり活動賞」受賞。2015年「これからの建築士賞」受賞。

三文字 昌也 さんもんじ まさや
都市デザイナー

1992年神奈川県生まれ、2018年東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了。都市デザイナー、二級建築士。大学在学中から文京建築会ユースに参画、東京文化資源会議・本郷のキオクの未来PJのプロジェクトマネージャーを務め、銭湯を中心とした地域資源の記録保全活動を行ってきた。2018年より合同会社流動商店を起業し独立。国内外で都市と建築の空間設計、計画策定、建築空間のリノベーション活用等の事業を行いながら、現在も東京大学大学院の博士後期課程で都市計画史の研究を続けている。主な受賞に、2016年第3回都市・まちづくりコンクール最優秀賞、第39回学生設計優秀作品展レモン賞、2017年第19回まちの活性化・都市デザイン競技国土交通大臣賞(チーム)、2018年トウキョウ建築コレクション全国修士論文展グランプリ。

内海 皓平 うちうみ こうへい
建築家

1995年東京生まれ。2020年東京大学院建築学専攻修士課程修了。在学中は歩行者天国等の公共空間活用に関する研究のほか、集合住宅や銭湯の記録保存調査に取り組む。卒業論文「遊戯道路の実態からみた道路空間の活用に関する研究」で日本建築学会優秀卒業論文賞ほか受賞。2020年より株式会社オープン・エーで建築の企画・設計に携わる。

村田 勇気 むらた ゆうき
彫刻家

1991年富山県生まれ。 2016年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2016-2017 年イタリア滞在。主な受賞に2019年「岡本太郎現代芸術賞」入選、2016年「アートアワードトーキョー丸の内」グランプリ、2016年「秀桜基金留学賞」、2016年「東京芸術大学杜の会賞」、2015年「アートフェア富山」グランプリなど。 個展「SCRIBE」(西田美術館・富山市ガラス美術館・ギャラリー無量、2020-2021年)。近年の主な展覧会に「木学 XYLOLOGY -起源と起点-」(旧平櫛田中邸、2018年)、「ブレイク前夜」(六本木ヒルズ A/D Gallery、2019年)、「雕刻之森與刀下的故事:(台北 涅普頓書廊、2019年)ほか。日本をはじめ、シンガポール、 台湾でのアートフェアなどに参加多数。

協賛について

本プロジェクトは協賛を募集しております。山車に広告を掲載可能です。掲載したい文字等をお伝えいただき手描きで制作いたします。
詳細はBKY+銭湯山車巡行部 hello(at)sento-dashi.tokyo までお問い合わせください。

ご協力いただいた皆さま

本プロジェクトの実行にあたり、関係する行政機関・近隣町会・銭湯主様など多く皆様のご協力をいただいております。

協力:
藍染町会様
鶯谷ベルエポックプロジェクト様
柏の葉アトリエ様
その他
(随時更新いたします)

お問い合わせ

お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡ください。
BKY+銭湯山車巡行部 hello(at)sento-dashi.tokyo